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山本太郎議員、67万人との約束。。。記者会見で明らかに。 [政治]

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秋の園遊会での「陛下への手紙」で物議をかもしている山本太郎議員。
その山本太郎議員が、5日に正式に記者会見を開いた。

10月31日の園遊会で天皇陛下に手紙を手渡した問題について「自分自身で職を辞することはない」と議員辞職を否定した。ただし、秋の園遊会という公的な場所で手紙を渡したことで大きな騒動になったことについては、「園遊会という場に対しての僕自身の認識が足りなかった」と反省の弁を述べた。

参院選で1票を自分に投じてくれた、67万人の人たちとの約束を、僕はまだ果たしていない。
やってしまったことに対して反省はしているが、議員を辞めるわけにはいかない。

参院選で、山本太郎議員に票を投じたのは、のべ666,684,000人。全体の11.8%の人たちだ。

では、山本太郎議員は何を約束したのか?皆さん、覚えていますか?

「原発」「過労死」「TPP」について話すと「選挙に行って下さい。御願いです」と訴えた。「選挙に行かないと自民党が力を持つ。憲法を変えられる。自衛隊が国防軍になる」と説明した。 「あなたが自民党に入れた票は赤紙となって返ってきます」

原発の廃止、過労死の実態を明らかにすること、TPPへの参加拒否。
山本太郎議員は一貫してそれを貫いている。
また、自衛隊の憲法改正の動きが、太平洋戦争に突入する前の日本にそっくりだ、ということも何度も何度も、街宣車で、街頭で、スーツを着る間もなく、Tシャツのままであったりもしながら、灼熱の参院選の間、いろんなところで話し続けた。

実は私も、会社最寄駅のコンコースで語っている山本太郎議員を見ていた。
噂になっていた、ストレスからの百円玉禿。五百円玉よりも大きくなってしまったハゲはその時もまだ健在で、顔色もあまりよくなかった。
強い精神だけが彼を動かしている、そんなことが目に見えるような必死な姿だった。

彼の演説は、「票集め」の演説ではなかった。
「だから自分に票を入れてください」ではなのだ。
とにかく反核、TPP反対、過労死反対、その現状、その未来、それを熱く語る。それはまるで、「もし自分と同じ考えの候補者がいるのなら、その人が当選するのでもいい。とにかく、この今敷かれつつあるレールから離れるように、とにかく選挙に行ってほしい。まずはそこから始まるのだから」と。

別に、山本太郎議員が実際にそういう言葉を口にした訳ではないが、本当に同じ考えの候補者が当選して、自分が落選しても、彼は喜んだだろう。国会に一人でも多く、反核、反TPP、過労死反対、憲法改正反対の人が増えてほしい。
これが彼の悲願なのだと、演説を聞きながら思った。

私は、街宣車などが来ていて、例え総理大臣が来ていようとも、石原軍団が来ていようとも、ちら見するくらいで、立ち止まって話を聞いたことはない。
でも、山本太郎議員の前から、足を動かすことは出来なかった。
粗末な宴台。木箱を逆さに置いただけの台の上に立って、彼はことあるごとに謝っていた。
「お疲れのところを、騒がせてすいません」と。
確かにその時、時刻は6時半か7時くらいだったと思う。
その駅はサラリーマンしか行き来しないようなところなので、ぐったりと一日の仕事を終えたサラリーマン、サラリーウーマンたちが駅に吸い込まれていく。

それでも少しずつ彼のところで足を止める人が増え始め、やがてかなりの人数が演説を聞いた。
私は早めにその場で足を止めてしまったので、手を伸ばせば届くような距離で、演説を聞いた。
初めてのことだった。
どさ周りで真っ黒に日焼けした肌。
それでも、目の下にはどす黒いクマが見て取れた。痛々しいような姿だった。

彼も今、その時の選挙活動のことを思い出していたのだろうか。
67万人との約束。反原発。反TPP。反過労死。反憲法改正。
どれか一つだけをやろうとしても、とてもやれるものではないような大きなことばかりだ。

でも、山本太郎議員が一人で「福島の線量を調べてきます!!!」と福島入りし始めてから、色んな人たちが線量測定器を買って、ツイッターで「本日の栃木の線量は○○」とか、「千葉の線量上がってます」と、いまだにつぶやきを続けている。

彼一人の存在が、いまだにツイッターの中で人を動かし続ける。
原発、TPP、過労死、憲法改正。ツイッターの「見つける」で#反原発などで一度調べてもらいたい。
どれだけ多くの人たちが、今でもそれらを毎日つぶやいているか、を。
それまで政治に無関心だった人たちが、「TPPってよく分からない」と言うツイートを見つけると、すかさず誰かが「このページの説明が分かりやすいですよ!!」とURLを教える。
よく考えると、すごい長期間のムーブメントだと思う。
止まらない原発。いつになっても安定せず、地震があるたびに線量を気にする日々。
TPPの行方。
過労死裁判などの行方。こういった裁判は、最近傍聴人が増えたそうだ。
憲法改正も、「俺も、召集される年代だわ」とつぶやく人がいる。

確かに、園遊会で陛下に手紙を渡したことは、場にそぐわないことだったかもしれない。(私は違憲とは思えない。)
しかし、彼一人から発生した動きは、もう止まることはない。
それを彼自身もいまだひしひしと感じながら、国会と言う場で生きているのだろう。

山本太郎議員、彼は今、一人でどえらいことを成し遂げようとしている。
私たちは、歴史を見ているのかもしれない、と言う目で彼を見た方がいい。
彼は、100年後、私たちが坂本龍馬を語っているように、熱く語られる人物になるかもしれないからだ。
いつの時代も、大きく時代が動くときには誰か一人がきっかけになる。
坂本龍馬。ロベスピエール。ジャンヌ・ダルク。
ただし、悲しいかな、その一人は暗殺か処刑に終わることが多い。
山本太郎議員、それだけは継承しないでね・・・・






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